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鉱産物輸入・製造・販売業E社|経営戦略と人事戦略の一体化

  • 執筆者の写真: 藤原慎二
    藤原慎二
  • 7月6日
  • 読了時間: 2分

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業種:鉱産物輸入・製造・販売業

拠点:工場、研究所

課題:15年前に策定した人事制度が現状と齟齬が出ている

支援期間:1年(現状分析~戦略の展開)



背景・課題


少子高齢化が進み、会社の継続的な成長発展が不安定である


  • E社のパーパス、ビジョンが不明瞭で軸がない

  • 経営戦略が近視眼的であり、設備投資、人材投資など中長期的な視点がない

  • 人事ポリシーがなく、従業員が会社から期待されている点が見えないと同時に、採用時点でも人事が

  • 応募者の思考確認を行わず採用している

  • 社員の仕事の取組み意識もバラバラで、内向きとなっている。


結果、近視眼的な経営に終始すると同時に、従業員が内向きとなっている。


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経営共創センターの支援内容


 経営共創センターでは、以下の3ステップで改善支援を実施しました。


① パーパス・ビジョン・経営戦略策定の支援

経営者に対して、パーパス・ビジョン・経営戦略の意味と重要性を討議し、策定の助言を行いました。


② 経営戦略と人事戦略を一体化させるプロジェクトの組成

経営戦略と人事戦略を一体化させるプロジェクトを組成する必要性を経営者に説明し、プロジェクトを組成しました。


③ 人事ポリシーの決定と求めている人材像・働き方を決定

プロジェクトで、経営戦略を実現するための人事ポリシーと会社が求めている人材像・働き方を決定しました。



成果


パーパス・ビジョン・経営戦略を明確にすることで、従業員一人ひとりが働く意味を理解し、同じ方向を向いて仕事をするようになりました。また、これらを実現するためには、人事戦略が重要であり、人事ポリシーと会社が求めている人材像・働き方を示すことで、従業員の目線が中長期的な視点に変化すると同時に、視座が高くなりました。

経営者から、「経営の軸が出来上がり、未来に向かって経営陣、従業員が一枚岩となって進むことが出来るようになったことに感謝しています。」との声が聞かれた。



今後の展望


時代の変化に合わせたコンティンジェンシ的な経営戦略を、毎年策定できるような柔軟な経営体制が進化することが期待できます。



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